乳がんに伴う乳房再建の経験談。手術時間は、術式によって大きく異なります

乳がんを患ったとき、乳房再建の手術について医師から詳細な説明を受けました。
まず、説明があったのは深下腹壁動脈穿通枝皮弁法です。
最初にこの名前を聞いたときはまったく理解できませんでしたが、お腹の皮膚と筋肉を乳房に移植する方法とのことでした。
お腹の筋肉はそのままで、手術時間は乳がんの切除後6時間から9時間と説明されました。
次に説明されたものが、広背筋皮弁法です。
こちらも言われただけでは分かりませんでしたが、背中の皮膚・脂肪・広背筋を乳房に移動して再建する方法でした。
乳がんを切除してから、4時間から5時間位で終了するものです。
最後に説明されたのは、シリコンインプラントによる乳房再建術でした。
この方法では、手術が2回必要です。
1回目の手術では、皮膚を伸展させるために組織拡張器を大胸筋の下に挿入します。
手術時間は、乳がんの切除後1時間から1時間半程度です。
伸展した皮膚が安定するまで半年程度待ち、2回目の手術で組織拡張器を取り出してシリコンインプラントを挿入します。
こちらの手術時間は30分から1時間位です。
一通り術式の説明を受けましたが、私は広背筋皮弁法を選びました。
インプラントによる手術は時間が短いことは魅力的でしたが、人工物は使いたくなかったからです。
さらに広背筋皮弁法は、乳房があまり大きくない人に適していますので、Bカップの私にはピッタリの再建方法でした。